「これからの思考の教科書」を読む
こんばんは。mayです。
酒井穣さんの「これからの思考の教科書」を読み終えました。
数ヶ月前から、次の本を執筆しているというつぶやきは見て
いたので、私は何気に発売を楽しみにしていました。
酒井さんは人事関連のイメージが強く、今回もその系統の本かと
思っていましたが、執筆していたのは思考法の本だったんですね。
ロジカル・シンキング、ラテラル・シンキングなど、思考法の本は数多くありますが、
この本は私がこれまで読んできた中で、最も分かりやすいと思いました。
いや、正確には分かりやすいというよりも、どう書いたら最も伝わるのかという点に、
細心の注意を払って書かれていると言った方がいいかもしれません。
「例え」1つを取ってみても、最も共感が得られそうな事象に置き換えて
説明しているのですんなりと頭に入ってきます。
また、思考法の本を読むと私はよく、著者の思考レベルについていけなくて
「?これって何のことを言ってるんだ?」とページを戻って読み直すということが
あるのですが、この本ではそういうことがほとんどありませんでした。
内容としては大きく3部構成になっています。
①「ロジカル・シンキング」
②「ラテラル・シンキング」
③「インテグレーティブ・シンキング」
①や②については以前から知っていましたが、③は正直知りませんでした。
目次ではどれも並列な扱いになっていますが、本書を読むと、
③を理解するために①・②の知識が必要になってくるという構成になってます。
①・②を同時に受け入れることで生まれた「インテグレーティブシンキング」。
その思考法を形式知化させることが、この本の最大のテーマになっていると
感じました。
個人的には「インテグレーティブ・シンキング」よりも、それを説明するために
用いられた「サバイバル・シンキング」という概念が分かりやすくて
お気に入りの思考法になりました。(ネーミングからすでに思考法が想像できる)
また、言語化のプロセスとして「ブログの活用」を取り上げていたことが
嬉しかったですね。私自身、例え稚拙な文章でも、本の感想や日常の気づきを
ブログに記すということで、思考が深まると思っているので、
まさに「わが意を得たり」と思いました。
恐らく「考える」ということ自体には“正しい”も“間違い”もなく
相反する事実や矛盾などを受け入れながら、自分の中での
最適解を見つけ出そうとするプロセスが重要なのではないかと感じました。
その解が例え正解じゃなくとも。
でもなるべく正解に近づこうね。>may
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コメント
こんにちは。酒井です。本書のお買い上げ、ありがとうございました。また、嬉しい書評を頂戴し、ありがとうございます!今後とも、よろしくお願いします。
投稿: 酒井穣 | 2010年10月 2日 (土) 09時55分
>酒井穣さん
こんにちは。今作も大変勉強になりました。
今後とも宜しくお願い致します!
投稿: may | 2010年10月 2日 (土) 11時30分